伊良部の「寒露」(二十四節気のひとつ、今年は10月8日)。
この日の前後に、測ったようにサシバの先陣が島に渡ってきます。

最盛期の今、夕刻の上昇気流を狙って、あたりで休んでいたサシバが集まってきます。
渦を描くようにどんどん上昇するので、その様は「鷹柱」と呼ばれます。

鷹柱はすぐに見えなくなります。高度を上げた鷹の群れは南へ旅立ちます。

渡りの総数は数万。
夕焼けを見に行く途中、しばしたたずんで上空に見とれました。