10月8日、宮古島インギャ―マリンガーデンで「なりやまあやぐまつり」(民謡なりやまあやぐの歌唱コンテスト)が催されました。

その予選会には80名が参加したそうです。
上品にライトアップされた本選のステージに上がれるのは20名。
かなり狭き門です。
しかも地元や中高生枠、さらに話題性優先枠が明らかにあると思われ、裸一貫、実力だけで予選を通るのは並大抵ではないと思います。

東京から挑戦した通称ピンザさんも敢えなく予選で消えました。
本選の替わりに佐和田の浜で、私が改めて審査させていただきました。
アンプラグドで「なりやまあやぐ」「伊良部トーガニ」「とうがにあやぐ」「多良間シュンカニ」と立て続けに4曲。
女性がコロッとしそうな甘い声。三線は滑らか。
本選を聞き込んだ耳でも、合格です。
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無念さひときわ。
持参した本番用着物は畳まれたままゆうパックで返送されました。