南米の中で、ブラジルは異質だ。
人種の混ざり具合、と私は思うのだが、アウェー感がほとんどない。
ちょっとここでは話せないことまで、私にとっていい意味で異質なのだ。
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スペイン語とポルトガル語は東京弁と関西弁みたいなもので、ポルトガル語を習ったことはないけれど何とかなる。
スペイン語の文法に、ポルトガル語の単語を当てはめてごまかすのだ。
数字のウノ、ドス、トレスuno,dos,tresはウム、ドイス、トレスum, dois, trêsでほとんど同じ。
駅だってエスタシオンestaciónがエスタソンestaçãoになるだけだ。
「ありがとう」と「おおきに」、グラシアスgracias とオブリガドobrigadoのように、まったく別の単語になるときは覚える。
鶏はポジョpolloでなくフランゴfrangoだ。
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ブラジル人とチリ人が、お互いの母国語オンリーでかなり込み入った話をしていた。
ネイティブスピーカーどうしなら、勝手にしゃべっていても意思疎通にまったく問題なしと見た。
(写真)ブラジル、バイアにて
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