甲羅の幅が15センチの中級クラス。
Mさんが糸と針で釣り上げました。

ガザミの本名はワタリガニ。
砂泥地を好み、ここ伊良部島では、下地島との間のマングローブを住処にしています。

+   +   +

これまで、小さいガザミをダシにしたスープは何度か食べたことがあります。
このクラスを丸一匹、しみじみと味わったのは初めてのことでした。

素性も形も違いますが、アマゾン川の泥蟹カランゲージョを思い出しました。
茶色いドロドロの泥には、川や海の栄養がいっぱい含まれています。

その泥に浴して育ったカニが旨いのは必然です。

アマゾン河口の町ベレンの市場で食べたカランゲージョ。泥で育つカニに外れなし。