昨2016年12月大相撲宮古島巡業。
土俵では力士の稽古が始まりました。
ひとしきりすると、巡業部長の貴乃花親方が黒装束に襟巻の姿で花道を悠然と現れました。ほかの親方衆は砂かぶりでお互い言葉を交わしたり、力士に声を飛ばしたりしています。
貴乃花は微動だにせず10分ほど土俵下に座っていましたが、親方衆とも力士とも言葉を交わすことなく稽古場を後にしました。
厳しいというより無表情、そして無言。
評価が分かれるように、これが貴乃花の相撲道なのか、あるいは奇行と言われてしまうのか。
私は後ろからそっと忍び寄って2ショット。