Iさんから焼酎「百年の孤独」をお土産に頂いた。

もう30年も前、東京に職を得ていたころ、先輩にいい酒を飲ませるからと新宿ゴールデン街に連れて行ってもらったことを思い出した。
初めて呑んだ「百年の孤独」だった。いい琥珀色をしていた。

Iさんが「百年の孤独」を選んでくれたのは、その化粧箱の片隅にジャズプレイヤー、エリック・ドルフィーの有名な台詞が記されているからだった。

When you hear music,after it’s over,it’s gone in the air. You can never capture it again.
音楽は聴き終わったとたんに宙に消えてしまう。それを再び捕まえることは誰にもできない。