2017/4/19
沖縄戦後間もなく首里ニシムイの丘に野心的な芸術家たちがアトリエを構えた。
沖縄芸術再興の始まりである。
沖縄語ウチナーグチで、ニシは北、ムイは森のことである。
かつて首里八景に数えられた景勝地は、米軍の猛攻で焼きつくされた荒地と化していた。
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原田マハがニシムイをモデルにした小説『太陽の棘』(単行本文藝春秋・新潮文庫)を著している。
上滑りな物足りない内容ではあるのだが、沖縄美術に興味のある方には一応おすすめ。
写真は沖縄県立博物館・美術館の企画展『ニシムイ太陽のキャンバス』の図録とともに。
沖縄県立博物館・美術館のHPはhttp://www.museums.pref.okinawa.jp/index.jsp