アマカから2km(自転車で8分)
『スサビミャーカ』。製糖工場近くにある巨石墓です。
(「ミャーカ」は墓の意。「スサビ」は不明。案内板によれば、1600年ころの建造。)
家一軒ほどのスペースを、切り出した巨石(石灰岩)で垣のように囲み、中にいくつかの石棺を配置しています。
案内のクガイ会長が指さしているのは中央のもっとも大きな棺で、おそらくは「長」クラスを納めたものかと思われます。
なぜか棺の蓋は大きなサンゴ。
その一つには、かなり風化した人骨が残っていました。
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『伊良部村史』(1978年発行)によれば、700年前の14世紀初め、伊良部島に漁撈・耕作に勤しむ人々が住んでいたという記録があるそうです。