ハンモックで寝る民宿(ゲストハウス)
Blogアマカ便り
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ことば

南米の中で、ブラジルは異質だ。 人種の混ざり具合、と私は思うのだが、アウェー感がほとんどない。 ちょっとここでは話せないことまで、私にとっていい意味で異質なのだ。    +   +   + スペイン語とポルトガル語は東京 …

トゥナ

トゥナtunaといってもシーチキンではない。 ペルーオトゥスコ遺跡での写真を拡大したものだが、透明なバケツにたくさん詰まっているのがトゥナである。 サボテンの実。今3月が旬なのだろう。 注文すると、その場で棘っぽい皮をむ …

トマトとホウズキ

ジャガイモ、トウモロコシ、トマトなど中南米原産の野菜はたくさんある。 当地には、それぞれに味、形、色、大きさの違う種類がたくさんあって、市場で見ているのは楽しいのだが、どれがどれだか訳が分からない。 トマトの語源はメキシ …

19xx年 夏のプエルトモン6 201x年エンドロール

私にプエルトモンの仕事を依頼したのはサンティアゴのC社だった。 現地支配人のUさん(日本人)は私と同い年だ。 驚かせようと、何の連絡もせずにその事務所を訪ねた。 女性が一人で留守番していたが、彼の席は空いていた。 「Uさ …

10年目の被災地

海沿いの町には高い防潮堤が張り巡らされ、 集落の跡はもう人が住めない土地としてだだっ広い公園に造成途中だった。 周辺の道路や山川もまだ土木工事だらけだ。 何百年もの歴史と風景と人々は一瞬で消え去り、今、目の前には全く別の …

19xx年 夏のプエルトモン5 そしてある夜…

日本の一流冷凍食品会社がチリアワビ(ロコ貝)の発注元だった。 東京本社から買い付けに来たKさんに適当に張り付いていればよい、というのが私の役柄だ。腰巾着の私までVIP待遇で悪くない。 ただし、Kさんは三ツ星ホテル、私とポ …

19xx年 夏のプエルトモン チロエ島、今

もう一人、重要な人物を忘れていた。 チロテchilote(チロエ島人)のクラウディオだ。 Rucalafという名のお洒落なレストランを営んでいる。Rucalafは当地語で「愉快な家」という意味だ。 クラウディオとは、お互 …

19xx年 夏のプエルトモン――マタさん

覚えているかたがいるかどうか。 ずっと前のことだが、回転寿司のネタに「チリ産ロコ貝」という売れ筋があった。 食感がアワビそっくりなので「チリアワビ」とも呼ばれた。 南半球の夏、プエルトモン近海の天然ロコ貝漁が解禁になる。 …

19xx年 夏のプエルトモン―アンヘル”モ”

プエルトモンの盛夏は2月だ。高緯度なので日が陰るとかなり涼しい。 アンヘルモ港は市街地からぶらぶら歩いて30分ほどにある。 最後の「モ」を強く発音するので、個人的には、港特有の情景とあわせてわくわくする名前なのだ。 アン …

19xx年 夏のプエルトモン

チリ南部の町プエルトモン。 首都サンティアゴからバスで一晩の距離にある。 フンボルト海流にはぐくまれる魚介が特産品だ。 旅の途中、ここでひと夏を過ごしたことがあった。    +   +   + 「日本向けの冷凍加工工場で …

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