元酒屋のT君はウイスキー分野における私の師匠です。
情報源であり供給源でもあります。
彼がチリにワイン調査に来た時のこと、ハイバという蟹を食べさせたら2日ほど寝込みました。蟹どころの福井のくせに蟹アレルギーだったのです。
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ずっと昔、T君から最初に渡された教科書が『BARレモンハート』(作・古谷三敏)でした。
ショットバーを舞台にした他愛ないおとぎ話のコミックですが、雑誌では1985年から長期連載が続いているそうです。
毎回1本の酒を取り上げ、マスターのうんちくにショートストーリーが交わって罪がない。
アマカには、第一巻からかなりの数の単行本が並んでいます。
ひとり酒のおともにぜひ。
2人、テキストのマンガのようです