ウシュクベー・ストーン・フラゴンという。
私がこれまで飲んだ中で一番うまいと思ったウイスキーだ。
香りが立って、口当たりはソフトでふくよか。
カドやインパクト、刺激の類は、30年近くを掛けて、すべて樽の中に置いてきた。
スコットランドあたりのゲール語で「生命の水」を意味する「ウシュク・ベーハ」または「ウスケ・ベーハ」が訛って「ウイスキー」となったといわれる。
Usquaebachはそのものズバリ、ウイスキーという名のウイスキーだ。
   +   +   +
暫くぶりで2本目のボトルを開けた。
ところが、以前のあの印象、感動がない。
スムーズではあるが、香りが期待ほど立ち上がってこない。
バランスはいいのに、どこか弱い。
封切り後時間を置くという手がまだ残っている。
再びハッとさせてくれるのかどうか。
ボトルの画像のようです