ジャガイモ、トウモロコシ、トマトなど中南米原産の野菜はたくさんある。
当地には、それぞれに味、形、色、大きさの違う種類がたくさんあって、市場で見ているのは楽しいのだが、どれがどれだか訳が分からない。
トマトの語源はメキシコナワトル語のトマトゥルtomatlだそうだ。
本来はホウズキのことらしい。
そういえば、トマトとホウズキは似てないこともない。
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ペルーでクントゥルワシ遺跡Kuntur Wasiを訪ねたとき、初めてホウズキを食べた。
プラムのような歯ごたえだが、ホオズキらしく小さな種が入っている。
ちょっと酸っぱいので、オレンジを混ぜたような風味もあった。
ここではアグアイマントaguaymantoという名前だったのでトマトゥルと同じものかどうかは分からない。
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スペイン語でトマトはtomate。発音はトマテ。
私の記憶によると、メキシコでは緑のトマトがtomateで、赤いトマトはヒトマテ(xitomate、あるいはjitomate)で売っていた。
語源に近くヒトマトゥルxitomatlとかも言うらしい。
3人、立っている人、フルーツ、アウトドアの画像のようです
クントゥルワシ遺跡